トワイライトシンドローム
   −探索編−&−究明編−
  (TWILIGHT SYNDROME)

タイトル: 「トワイライトシンドローム -探索編-」
プラットフォーム: PlayStation
発売元(開発元): ヒューマン
発売日: 1996年03月01日
標準小売価格:5800円
ジャンル:ホラーアドベンチャー


タイトル: 「トワイライトシンドローム -究明編-」
プラットフォーム: PlayStation
発売元(開発元): ヒューマン
発売日: 1996年07月19日
標準小売価格:5800円
ジャンル:ホラーアドベンチャー


普通

「怖い話」といえば何を連想しますか?
人それぞれ色々あると思いますが、私は「学校」そして「女子高生」です。

とゆーわけで今回は「トワイライトシンドローム」です。
このゲームはいわゆる「ホラーアドベンチャーゲーム」ですが
主人公は「特殊部隊の隊員」や、「異世界に迷い込んだ不幸な男」
などではなく、ごく普通のどこにでもいそうな今風の女子高生達なのです。
そしてこの設定こそが
「トワイライトシンドローム」が「トワイライトシンドローム」たる所以だと思います。


個性

ゲームの舞台は東京郊外
武蔵野のはずれの高台に建てられた歴史ある学校「都立雛城高校」
そこに通う、ごく普通の女子高生達三人は
自分たちの周りで囁かれる「噂」を探索、究明していきます。
人一倍好奇心旺盛で噂好きな女子高生「岸井ミカ」
街中に潜んでいる「噂」を探索する為に行動を開始します。
そんな「ミカ」の目に留まったのは、一学年先輩で親の離婚と失恋を経験し
周囲に対してどこか斜に構える様になったスーパークールな女子高生「長谷川ユカリ」
そして「ユカリ」の幼馴染、無口で地味でおとなしい今時珍しい天然記念物もの
だけど実は霊感が強く霊的なモノに対面するとその行動は大胆になり
時には「ユカリ」以上にクールダウンして物事を判断する女子高生「逸島チサト」
物語はこの三人の子気味良い会話によって進んでいきます。


現実

非科学的で非現実な「噂話」や「都市伝説」と
無軌道で超現実的な女子高生の組み合わせは
一見ミスマッチですがそのギャップがリアリティーを感じさせます。
そしてそのリアルさをさらに引き立てているのが
登場人物のキャラクターとセリフです。
このゲームのサウンドは物音などの効果音と
わずかなBGMだけで音声はありません。
文字のセリフだけでキャラクターは会話します。
文字だけの会話でどうしてリアルに感じるのか?
それは登場人物達が「普段の言葉」を話しているからです。
ドラマやゲーム用にわかりやすく適切に整理された言葉ではなく
「日常会話」をしているのです。
制作スタッフは実際の女子高生を取材してセリフを書いたそうです。
その成果はゲームの中で確実に生かされています。


仕様

ゲームはキャラクターを動かし、テキストを読み
選択肢を選ぶことで進めて行きます。
怖い目に遭うと心拍数が上がり、限界を超えるとゲームオーバーです。
「探索編」、「究明編」それぞれに5話ずつ、併せて「10の噂」があります。
それぞれの話をクリアすると進め方によって
「凶」「中吉」「大吉」の3種類の結末があります。
「凶」といってもゲームオーバーではなく
クリアなのですが
「「バッドエンド」ということで「噂」の真相はわからないままです。
基本的には「大吉」を目指しましょう。


体験

このゲームはビジュアル的には特に派手でも何でもありません。

お店に並んでいてもおそらく目に留まることもないでしょう。
このゲームの「雰囲気」を味わってもらうには
やはり実際に体験してもらうしかありません。
そしてあなたとこのゲームの相性が一致した時
この世界は現実の世界になるでしょう。
3人の成長を見届けて、すべての「噂」を究明した時の
「感動」「刹那さ」を体験してください。